レーベル ポップRという色褪せる事のない名品ポッパー | アメリカンルアー

レーベル ポップRという色褪せる事のない名品ポッパー

形を見たら誰でもポッパーとわかるこの王道のポッパー

この世で初めてラトルを内蔵されたポッパーでもある。

現在のポッパーの歴史を辿るとすべてこのポップRにつながると言っても過言ではない名品。

ポッパーでの釣りが好きと言う方で知らない方は居ないかもしれません。

レーベル ポップR

出典:アメリカンバスショップ

ポップRのストーリー

このポップRは販売されてから一度廃盤となっている。
なぜそのポップRが復活し、ここまでの知名度となったのか?

リック・クラン

当時トーナメントでの賞金だけでは生活ができなかったリック・クラン氏は、バス釣りのガイドをする事で収入を得ていた。

クランは、テキサスリグのワームでの釣りを勧めていたが、頑なにレーベルのポップRを投げ続ける若者がいた。彼は、ポップRを投げありえない速さで巻き取っていた、その後こんどは普通のスピードで巻き取り始めた瞬間にデカバスがポップRを吸い込んだ。

そしてクランは、彼の信じられない釣り方でバスを釣る瞬間を何度も見せられ、ポッパーでの最高の釣り方を学んだ。

リック・クラン氏は近年また話題を集めていますよ↓↓↓

2019年 B.A.S.S.バスマスター・エリート開幕戦
B.A.S.S.通算16勝目となる優勝
自身が持つ最年長優勝記録69歳を72歳に上げ、伝説を継続させています。

ゼル・ローランド

テキサス東部の釣具屋からポップRの特別注文がプラドコに来た際、1,728個が最小ロッドとなっていた。
この時に一部のバスプロだけがこのルアーを手にする事となった、リック・クランはもちろんボビー・マーレー、トミー・マーチン、そしてゼル・ローランドが含まれていた。

そして何十万ドルもの賞金を10年近い間、一部のバスプロ達が、シークレットルアーとしてポップRで稼ぎだしていた。

そして、ゼル・ローランドが1986年にB.A.S.S.スーパー・インビテーショナルで優勝した際にこのシークレットルアーであったレーベル・ポップRの事を漏らしてしまう。

その後、プラドコへ驚異的な注文が来ると共に、ゼル・ローランドの名前はポップRの代名詞となる、そして、ポップRで何度も優勝する。

ゼル・ポッパー

出典:アメリカンバスショップ

ゼル・ローランドがボディーを薄くして改良したポップRを作った。
浮かべた際にテールダウンを起こしチャガー音を出し安くしたモデル。

PRADOCO社のエクスカリバーでゼル・ポップという名でラインナップしたが、現在はボス・ポップと名前を変えてブーヤーブランドでラインナップされている。

ブーヤー プランク

出典:アメリカンバスショップ

ゼル・ローランド氏の奇抜すぎるアイデアとも思えるルアー
ゼル・ポップになんとクランクがついたモデル。
ポッパーでありながら水面を潜るという、初見のルアーマンを驚かす事は間違いないルアー

ポップRのコンセプト

ルアー釣りより餌釣りの方が人口も多いし釣れる、そんな中でもルアーで釣る方が楽しいという事を初心者や、子供達に伝えたいというレーベル社のコンセプトを引き継いで作られている。

ポップRの使い方

ロッドのアクションで首振りさせポップ音出す、チャガー音も出せるし、スプラッシュも作れるという、できた当時から完成度が高い事が伺えます。

ポップ音   ベイトフィッシュが逃げる際に出す音
チャガー音  バスがベイトフィッシュを捕食する際に出す空気ごと飲み込む音
スプラッシュ  水しぶきを周りに飛ばし他のバスが捕食してると勘違いさせる

しっかりと使えれば国産のポッパーでもコレに勝てるポッパーは数少ないのではないでしょうか。
ポッパーの教科書のようなルアーとしても一度使ってみて欲しいポッパーです。

ポップRの釣果

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ポップR×バス

アメリカのバスはもちろん、日本のスレたバス達もポップRで釣れています。

 

 

 

 

 

ポップR×チヌ

サイズ的にもチニングにピッタリのサイズとも言えるので、トップのチニングで使われる事も多いです。

 

 

 

 

 

ポップR×鯰

ノイジールアーには敵わないものの、ポップRで鯰を誘うのも面白そう

 

 

 

色あせない魅力を持つ永遠のポッパーであるポップR
これで釣り上げる事はトップウォーターを愛する全てのアングラーの楽しみの一つではないでしょうか。

 

 

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