ヘドン クレイジークローラーHeddon CRAZYCRAWLER | アメリカンルアー

ジタバタ水面を泳ぐ、ヘドン クレイジークローラーというアメリカンルアー

ノイジールアーの代表というべきルアーが

ヘドンのクレイジークロラーとアーボガストのジッターバグではないでしょうか。

ヘドン クレイジークローラー

ジム・ドナリー

ジム・ドナリー氏は、1926年頃、木製のルアーに金属の羽を付けた全く新しいルアーを作り出しました。このルアーがクレイジークローラの原型となった、ジム・ドナリーのジャージーワウです。

金属の羽が交互に水をかく事でクロールするという動きは、見ているだけでも面白いです。

さらに、ドナリーウイングと呼ばれるこの大きな羽がキャスト時に折り畳まれる事で飛距離も伸びるという、当時としては凄い仕掛けになっていました。

ジム・ドナリーは、このパテント(発明に対して付与される独占権)を1928年に取得しています。

ジャージーワウ
出典:オークファン

ジェームス・ヘドン

前述のジム・ドナリーのジャージーワウのパテントをヘドンは買い取り販売する事となります。

1940年、当時は、第二世界次大戦の真っ只中、金属が不足している中でなんと金属の羽を付けたルアーの販売をはじめるという当時としては考えられない事をヘドンはやってのけました。

クレイジークローラー販売へ

「もし、おまえが臆病だったり、心臓が弱いヤツなら、このルアーを使用することはやめておけ」
こんなキャッチフレーズで世に発表されたのがクレイジークローラです。

この背景には、派手な動きをする事へのアピール以外に、前述の第二次世界大戦中という中で、金属不足なのにこのルアーを選択するというアングラーへのインパクトとジョークが含まれていたのかもしれません。

クレイジークローラーの釣果

日本では圧倒的に鯰釣り(ナマジング)のルアーとして認知されていますよね。
バスはもちろん、雷魚や鯉までトップで楽しむには最高峰のルアーだと思います。

クレイジークローラー×バス

 

 

 

 

クレイジークローラー×鯰

 

 

 

クレイジークローラー×鯉

 

 

クレイジークローラー×雷魚

 

 

 

まとめ

・ヘドン クレイジークローラーのルーツはジム・ドナリーのジャージーワウ

・トップウォータでクロールする可愛くてうるさいノイジールアー

・ジッターバグ同様に鯰に大人気すぎるナマジングルアー

 

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